【弥生賞】セイウンワンダー満点…血統診断
2歳チャンピオンのセイウンワンダーの父グラスワンダーは無傷の4連勝で97年の朝日杯3歳S(当時)を勝ち、古馬になってからも宝塚記念、有馬記念連覇など持続的な成長力をみせた。昨年はジャパンCをスクリーンヒーローが勝ち、朝日杯FSを同馬が優勝と、今が旬の種牡馬。母は未勝利馬だが、SS×リアルシャダイ×テスコボーイと時代を代表する名種牡馬が配合され、底力あふれる配合になっている。
無傷の3連勝でラジオNIKKEI杯2歳Sを勝ったロジユニヴァースの父ネオユニヴァースは、03年の2冠馬。現3歳世代が初年度産駒で、若駒S勝ちのアンライバルドなども送り出している。母は未出走だが、ファンタジーS2着のモンローブロンドや若葉S勝ちのノットアローンなど母の兄弟には活躍馬が多い。曾祖母ソニックレディは全欧3歳牝馬チャンピオンで、かなりの奥深さを秘めた血統だ。
フィフスペトルの父キングカメハメハは04年の変則2冠馬で、現3歳が初年度産駒。フィフスペトルが重賞勝ち馬第1号で、昨年の2歳リーディングサイアー獲得の牽引役となった。母の半妹にはケンタッキーオークスなど重賞4勝のブラッシングケイディーがいる。母の父は日本ではなじみが薄いが、凱旋門賞馬サキーの父。
ケイアイライジンの父ケイムホームは1800~2000メートルの平均ペースのレースに強かった。母の父エーピーインディは2400メートルのベルモントSを勝っているだけに、200メートルの延長はプラスだろう。
ナカヤマフェスタの父ステイゴールドは晩成型のステイヤー。短距離馬だった母のスピードに、父のスタミナがうまくマッチしている。
京成杯勝ちのアーリーロブストの父バブルガムフェローの産駒は、これまではダートで良績が多かったが、同馬の場合は短距離色が濃い種牡馬の配合が目立つ母系がスピード能力を底上げしている。
アントニオバローズの父マンハッタンカフェは3歳夏に本格化して01年の菊花賞と有馬記念、翌年の天皇賞・春とGIを3勝。スタミナ豊富で距離延長は大歓迎。(血統取材班)

