カネヒキリ史上最多8冠狙う…22日フェブラリーS

Posted by admin on 2 月 18, 2009 in 競走馬, GⅠ |

今回のフェブラリーSには、近3年の覇者が集結する。その中で、ひときわ存在感を放っているのは、06年の勝ち馬カネヒキリだ。昨秋、屈けん炎による2年4か月に及ぶ長期休養からカムバックして、G1を3連勝。最優秀ダートホースに輝いた。1月の川崎記念のあとも調整は順調。史上最多のG1・8勝目をマークし、改めて「最強」をアピールするつもりだ。昨年の優勝馬ヴァーミリアンは、カネヒキリとの対戦では分が悪いが、復権へ向けて陣営は気合十分。07年の覇者サンライズバッカスも、黙って引き下がるつもりはない。

 奇跡のカムバックを果たし、砂の王者に返り咲いたカネヒキリが、3年ぶりのフェブラリーS制覇を目指す。

 昨年10月の武蔵野S(9着)で戦列復帰。その後、ジャパンCダート、東京大賞典、川崎記念とG13連勝を果たした。2着馬との差は「頭」「首」「半馬身」とわずかだが、無類の勝負強さを発揮している。

 苦闘の日々は長かった。06年6月の帝王賞(2着)のあと、右前脚に屈けん炎を発症。戦線離脱を余儀なくされた。07年夏に帰厩して調整を続けていたが、9月に再発。この時、臀(でん)部の脂肪組織にある幹細胞を、右前脚のけんに移植する手術を行った。

 「牧場の方は、計り知れない努力をしてきた。その思いを美談としてだけに終わらせないためにも、我々は全力を尽くしたい」清山助手の言葉通り、見事に結果を出した。休養前の馬体重は520キロ前後だったが、復帰後は530キロ台に。馬体がボリュームアップし、ワンランク上の強さを手に入れた。

 最大のライバルは、やはり昨年の覇者ヴァーミリアンだ。復帰後は2回対戦。ジャパンCダート、東京大賞典とも競り勝っているが、清山助手は警戒を緩めない。「相手も高い資質を持っており、常にトップレベルで成績を残してきた馬。勝ってはいるが、勝負付けが済んだとは思わない」

 決戦へ向けての調整は順調だ。15日、川崎記念のあと初めての追い切りを消化。栗東のCウッドチップコースでナイトフッド(3歳新馬)と併せ、5ハロン71秒5―13秒5で同時入線した。「感触を確かめる意味で、いい追い切りだったと思う。中3週のローテーションを馬がつかんできたようで状態を維持している」と酒井助手は状態の良さを強調。史上最多のG1・8勝へ、万全の態勢で臨む。

~スポーツ報知より引用~

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