スカーレット走るのイヤイヤ
22日のフェブラリーS・GI(22日、東京・ダート1600メートル)から、ドバイ・ワールドカップ(3月28日)を目指すダイワスカーレットは4日、栗東トレセンのDウッドチップコースで2週前追い切りを消化した。
坂路からコースへ向かう入り口。女傑が立ち止まって動かない。先に1周したパートナーのジャングルバード(5歳500万)に誘導してもらって、やっと走り始めた。
馬場へ出てからも、本来の弾むようなフットワークは影を潜めたまま。安藤勝が手綱をしごいても、6ハロン80秒8。ラスト1ハロンは13秒5も要し、追い切りを終えた主戦の顔つきは曇っていた。「フットワークとかは変わりないけれど、今日は追って伸びそうじゃなかった。何か走りたくなさそうだったね」期待が高いからこその厳しいジャッジだ。
見届けた松田国調教師も、本来の動きではないことを感じていたが、それでも前を向いた。「久々の追い切りでモタモタしていたけれど、これが来週、再来週に生きるはず」まだ焦る必要はない。日本の女王は、万全の状態で本番に向かうはずだ。

