武豊、21日朝日杯FSのみ騎乗

Posted by admin on 12 月 19, 2008 in 騎手, GⅠ |

スーパースターがカムバックする。有馬記念の週からの戦列復帰を明言していた武豊騎手(39)=栗東・フリー=は18日、落馬負傷後初めて栗東トレセンでの調教に参加。予定を1週早めて、21日の中山競馬での騎乗を決断した。当日は朝日杯FSのブレイクランアウトのみの限定騎乗だが、11月23日の京都競馬で右手尺骨骨折から1か月足らずでの復帰となった。

 11月23日の京都競馬でレース中に落馬。右手尺骨の骨幹部骨折を負ってから1か月足らず。武豊がターフに戻ってくる。復帰戦は朝日杯FS、パートナーはブレイクランアウト。今週はこの1頭だけに全力投球の“一鞍入魂”となる。「今日の時点で万全とはいかないし、若干の違和感もあるが、まだ2、3日ある。乗る限りは、もう大丈夫だと思ってください」と言い切った。最終週には間に合わせることは明言していた天才が、G1のみの騎乗とはいえ、1週間予定を早めてのカムバックだ。

 じっくりと熟慮したうえでの結論だった。16日、X線検査を受けたうえで、医師からの騎乗許可は出ていた。しかし、競馬界の第一人者として多くのファンの期待を感じるからこそ、騎乗許可イコール即復帰という答えにはすぐにならなかった。「騎乗に影響があってはいけないですから」この日は久々の栗東トレセン。父・武邦調教師が管理するメイショウラッシー(4歳1000万)の調教の手綱を執り、軽く脚を伸ばして、患部の感触を確かめてから、ようやく自らにGOサインを出した。「最後は人馬とも伸ばしてみました」と振り返る明るい表情がすべてだった。

 レースに騎乗できない寂しさが募った毎週末。さらにリハビリ中は、加圧トレーニングや酸素カプセルなど、少しでも効果があるとされるものはいろいろと試してきた。「最初は医師に年内は無理だと言われたけど、一刻も早く乗りたかったですからね」来週のラジオNIKKEI杯2歳Sには大器リーチザクラウンが、そして有馬記念ではメイショウサムソンの引退レースが待っている。逆境を跳ね返し、さらに大きくなったユタカ。暮れの競馬界に欠かせない男が帰ってくる。

 ◆武豊も瞬発力に期待 ○…復帰レースでコンビを組むブレイクランアウトを管理する戸田調教師は「本人から電話を頂いて、予定通り騎乗してもらえることになりました」と武豊の騎乗可能の報にひと安心。当初は、復帰できない可能性が残されていたため、別の騎手で参戦のプランもあった。当然ながら、ユタカ自身も期待感は大きい。「いい走りをする馬。前走はかわせそうだったけど、相手を気にしていたような感じだったが、十分にいいレース内容。中山で直線が短いけど瞬発力があるのでかえって向くかも」と復帰Vを思い描いていた。

 

 

~スポーツ報知より引用~

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