武豊、メイショウサムソンで有馬記念!
11月23日の京都競馬第5レースで落馬し、右腕尺骨を骨折した武豊騎手(39)=栗・フリー=が9日、埼玉県西武園競輪場で開催されたGI第24回全日本選抜競輪最終日に元競輪選手の中野浩一氏とのトークショーに出演。「僕もこの骨折を克服してグランプリを勝ちたい」と有馬記念(28日)出場への強い意欲を見せた。
どうしてもグランプリを勝ちたい! 11月23日の京都競馬第5レースで落馬し、右腕尺骨を骨折した武豊騎手。この日、西武園競輪場で行われた中野浩一氏とのトークショーで、有馬記念騎乗への強い意欲を見せた。
黒い革のジャケットにGパンというラフな格好で登場したユタカ。「8日にギプスが外れたばかり」という右腕は、まだ動かせない様子だったが、その表情は実に明るい。落馬からわずか15日目で取れたギプス。競馬サークルでは“馬に乗りたいという意志の強さが復帰を早くする”という説もある。短期間でギプスが取れたことで、ユタカの復帰への思いはさらに加速しているに違いない。トークショーの中ではリハビリについても触れ、「太らない体質なので食事には困らない。ジムに行くこともあるが、騎手は馬の調教に乗ることが一番」と、早く調教に参加したい意欲を伝えた。
「レース勘は問題ないし、休養十分です。中野さんはアバラの骨折を乗り越えて世界自転車選手権10連覇を達成した。僕もこの骨折を克服してグランプリ(有馬記念)を勝ちたい」とプロとしての闘志をむき出しにした。
ユタカの有馬記念と言えば、90年オグリキャップと06年ディープインパクトが有名。ともにラストランを勝利で飾った名馬達だ。そして今回有馬で復帰すれば、手綱を取ることになるメイショウサムソンも引退レースとなる。「今はもう有馬記念に間に合わせることしか考えていない。何とか、何とか乗りたい」と復帰への思いを繰り返したユタカ。07年の天皇賞・秋を制し、この10月には仏GIの凱旋門賞(10着)も一緒に戦った相棒。今のユタカにはその最後の花道を自らの手で飾ってあげたいという“熱い思い”がある。
天才はこれまでの骨折を驚異的な回復力で克服してきた。12月28日、今年のフィナーレを飾る大舞台。ユタカは中山競馬場のターフでサムソンとともに感動のラストランを演出する。
~サンケイスポーツより引用~

